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2017.07.27(木) 更新
(11)【平成29年6月19日開催】幼児期の育ちにふさわしい環境について~自然や暮らしのなかで育つ幼児教育「森のようちえん」の取り組みから

 

開催日時 平成29年6月19日 14時30分~17時00分
開催場所 大津合同庁舎 6ーA会議室
テーマ

幼児期の育ちにふさわしい環境について

~自然や暮らしのなかで育つ幼児教育「森のようちえん」の取り組みから~
テーマの提案理由

①都市化・少子化の現代において、子どもの外遊びや体験が減っており、自然環境に恵まれた滋賀県内においても同様で、その育ちに危機感をも感じています(文科省中教審答申の中でも、体験の場づくりが必要と提言)。

②本来、幼児教育は、環境を通して、自発的な活動としての遊びを中心とした生活を通して行うものです(「幼稚園教育要領」)。今回の教育改革では、「主体的・対話的で深い学び」は学校教育でも重要とされ、その土台となる幼児教育はさらなる質の向上が目指されています(中教審答申、および「幼児教育振興法案」)。

③全国的に広がりを見せる、自然や暮らしのなかで、子どもの主体性を育むことを目的とした「森のようちえん」を大津瀬田、仰木、彦根、甲賀の4園、また高島、余呉では認可園での活動も始めました。「子どもが自分で考え、仲間と相談したりぶつかったりしながら、自分たちで生活をつくっていくこと」を支える保育に、手応えを感じますが、社会的な認知や運営基盤に課題もあります。

④全国的には、既存園を含む自然保育認証制度や、森林・林業基本計画における教育期間との連携、あるいは移住促進など、独自の施策に位置づけて、森のようちえん・自然保育への支援をする県も出始めています。持続可能な社会の担い手となる子どもの育ちを保障するため、「うみのこ」「やまのこ」などの環境学習事業に取り組んできた環境先進県として、関西の中で先駆けて、滋賀県と共に考えて取り組むことができればと、提案いたしました。

会議資料

提案者からの説明資料

議事要旨 平成29年度第2回議事要旨【PDF】