多発する高齢ドライバーの交通事故防止対策として、県内の4教習所・県老人クラブ・認知症の人と家族の会・県交通安全協会・県警察とが協働で、高齢者の運転を無料で診断する「シルバー・ドライバーズ教習」を開催。
ドライブレコーダーや運転技能自動評価システムを使い、高齢者自身に運転能力や身体機能の低下の程度を自覚してもらい、高齢者が運転の見直しや免許自主返納について考える機会となっている。
運転技能自動評価システムは「周囲の安全確認が的確にできているか」をチェックするセンサーを頭や足に付けて車を運転し、運転のクセなどを診断する。
体験したドライバーへは、安全運転のアドバイスや免許返納後の車に頼らないライフスタイルを提案。
参加者の86歳男性は、「安全確認があまりできていない、思ったより視野が狭いことが分かった、安全運転を心がけたい」との声が聞かれた。
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滋賀県
警察本部