仮理事の選任の手続きおよび様式例について
NPO法人の役員の任期は、最長2年と定められおり、任期ごとに、総会等で役員を選任しなおす必要があります。
任期を超えても役員選任の手続きを行っていない場合、法律上有効な役員がいない状態となってしまいます。
一部のNPO法人は、定款に「役員の任期の伸長規定」を明記していますが、役員の任期の伸張既定の適用期間は、
あくまで本来総会を開くべき時期までを想定したものであり、総会が開催されるべき時期を経過した後までは伸張できないと考えられています。
再度、有効な役員を選任するために、仮理事を選任し、役員選任の総会等を開催する必要があります。
仮理事の選任ついての流れは以下のとおりです。
番号 | 主体 | 相手方 | 内容 | 様式例 | |
1 | 法人の利害関係人 | 所轄庁 |
仮理事の選任について請求
(※1) 法務局で発行 (※2) 請求を行う利害関係人が3名推薦(自薦可能)
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誓約書 | |||||
2 | 所轄庁 | 法人 | 審査の上、仮理事を委嘱 | - | |
3 | 仮理事 | 所轄庁 | 就任承諾書を提出 | 就任承諾書 | |
4 | 仮理事 | 法務局 |
仮理事就任の登記申請および印鑑登録 (※)就任承諾の日から2週間以内に登記 詳細については、法務局に御確認ください。 |
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5 | 仮理事 | 法人の会員 | 総会を招集し、新役員を選任 | - | |
6 | 法人 | 法務局 | 新理事の就任の登記(代表権のある者のみ)および仮理事退任の登記 | - | |
所轄庁 |
役員変更等届を提出(新役員全員について新任として届出)
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仮理事 | 所轄庁 | 仮理事退任届の提出 | 仮理事退任届出書 |