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2019.12.11(水) 更新
(28)【令和元年9月18日開催】少子高齢社会に向けた新たなセーフティネットワークの構築~「食品ロスの活用」による「もったいない」を「笑顔」と「絆」へ~

 

開催日時

令和元年9月18日(水)10時00分~11時30分

開催場所

滋賀県庁北新館5-D会議室

テーマ 少子高齢社会に向けた新たなセーフティネットワークの構築
~「食品ロスの活用」による「もったいない」を「笑顔」と「絆」へ~
テーマの提案理由  少子高齢社会が進行し、世代間格差、賃金格差の拡大といった社会となりつつある日本の世相において、生活保護の増加、母子・父子家庭の増加、相対的貧困家庭の増加、と、従来の社会保障制度だけでは制度が破たんしかねない状況となる社会が訪れようとしています。
 現在の社会保障費の増加を食い止める施策だけではいづれ限界を迎えることは明らかですが、新たな「セーフティーネット」の一つとして、滋賀県内における食品ロスを活用した、フードバンクの仕組みの拡大により、困窮した状況の解決に寄与することが可能であり、他の先駆県においては、新たなセーフティネットワークの一翼を担っているフードバンクがあります(フードバンクふじのくに、フードバンク山梨、フードバンク岩手など)。
 SDGsの推進目標にも誰一人取り残さないとありますが、すべての方へ「食」が届く仕組みとして、フードバンクの担える役割は多くフードバンクを県内全域に広め、活用していただくための土台作りにおいては、広域における地域の連携、食品ロスの活用のためのマッチングが不可欠であり、滋賀県内では、フードバンクの食のセーフティネットワークの確立が遅れており、当団体の力だけでは及ばない点もあることから、今回提案させていただくものです。
 滋賀県内においても、生活困窮世帯の方は目に見えない形で存在し、時に明日の食べ物がなく困っている人たちが地域に埋もれています。
 新たなセーフティネットワークとして、食品ロスを活用した新たなセーフティネットワーク作りを行ない、滋賀県内における暮らしの安心、食品ロスの削減に寄与するとともに、明日の食事に事欠く人々がどこでも助けを求めることができるような「新しい縁」の構築を目指します。
フードバンクびわ湖は任意団体として2018年7月に立ち上げNPO法人化に向けて準備をしており、現在子ども食堂や各種社会福祉に関する団体への支援、生活困窮者への支援、企業の食品ロスの削減等を通じ、地域の皆様と連携しながら食と生活の地域の縁づくりに向けて活動を行っております。(別添報告書参照)
 今後、地域のさらなるネットワークづくりに向けて、フードバンクびわ湖のフードボックスの設置や、フードドライブイベント、各種啓発事業を通じ、行政・企業・学校・自治会の皆さまとも関連する事業等で、協働体制を構築し、新たなセーフティネットワークの一翼となれるよう活動を推進してまいります。
会議資料

資料(報告書)【PDF】

議事要旨

議事要旨【PDF】